日々思うこと

いつも 本音を全部はきだせないで

暮している

なので はきだせるところとして このブログを

はじめました

夫の命日

今日は夫の3年目の命日です
夫は 末期のすい臓がんであっという間に逝ってしまいました


最初はホスピスがいいと言っていたので 予約までいれたけど
やはり 自宅で最期を迎えたいと言うので


3週間の入院後は
在宅看護になった
往診と訪問看護で・・・・・・・



子供のいないわたしは 結局一人で診たわけだが
何回も 何回も訪問看護師さんに言われた


「奥さん一人では 無理だから 病院へ入れられたらどうですか・・」と


看護師さんも 末期患者の看護の大変さがわかるがゆえに
そう言ってくださった


やはり それは想像以上に大変でした
トイレに立てなくなってからの 尿や便の取り換え
男の人の大きな体を動かすことの大変さ


しかも夏の暑い中大格闘でした



食べれるうちは 食べたいもの 食べれるものを
3度作り 口元へ運んでいくこと


熱が出た体を氷やアイスノンで冷やし
体をふき シーツや 着ているものを何回も着替えさせ


痛みと思うようにならない夫の吐き出すような苦しみの
言動を受け止め 気を取り直しては次々やらねばならないことを
こなしました


辛くてくじけそうになる心を 何度奮い立たせたことか・・・・
でも一番つらかったのは 夫だったわけで
それを思うとほんと 今でも自然に胸がつまって
涙がこぼれます



命日とは 今の私にとってはまだまだ
あの辛かった日を思い出すそんな日になっています
もう少し時がたったら 辛さが違う物にかわり


穏やかに手を合わせることができるのではないかと
思ったりします


そんな命日です


今日は夫の大好きだった ビールと タバコと季節のものを供え
心静かに手を合わせることにします


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